【カマボコテント3M】3年使い続けてわかったメリット・デメリットまとめ

テント・寝具

今回は我が家がキャンプデビュー時から愛用している「カマボコテント3M」について、正直なメリットとデメリットをお伝えします!

カマボコテントとは?

人気アウトドアブランドDODの2ルームテントです。圧倒的な機能とコスパを兼ね備えたDODを代表するテントで、その人気ゆえにサイズも様々。

  • カマボコテントスラッシュ 2~3人用 DOD公式価格33,000円(税込)
  • カマボコテントソロTC 1~2人用 DOD公式価格50,300円(税込)
  • カマボコテント3S 2~3人用 DOD公式価格62,700円(税込)
  • カマボコテント3M 4~5人用 DOD公式価格79,640円(税込)
  • カマボコテント3L 大人7人 DOD公式価格88,000円(税込)※インナーテント別売り

我が家は子ども3人の5人家族キャンプですが、広々使いたかったのもあり3Mか3Lかで悩みました。広さが魅力の3Lですが、最終的にはコスト面を優先し3Mに決定!

購入した当時2021年は抽選でしたが、2025年2月現在はDODstoreやAmazonで購入が可能です。

カラーバリエーションは、タン・カーキに加えてブラックも登場しています。タープと合わせてブラックにするとサイト全体が引き締まって目を引くこと間違いなし!(ブラックはMのみ)

出典:DOD カマボコテント3Mブラック タープ連結

【買ってよかった】カマボコテント3Mのメリット

テント内部が広々♪

カマボコテント3Mの内部は本当に広い!初張りの時は家族全員で感動したのを覚えています。

公式によると、3Mの広さは幅3メートル、奥行き6.4メートル、高さ1.95メートルとのこと。

奥行き6.4メートル!寝室部分を含んでいるとはいえ、我が家のリビングよりはるかに広いんです!高さに関しては中心の頂点部分は1.95メートルと大人でもかがむことなく過ごせますが、端の方へ行くにつれ当然ですが低くはなります。

私の身長は165センチで低い方ですが、ほとんどの方は高さが気になるということは無いと思います。

そしてカマボコテント3Mにした大きな理由として、「家族5人でゆったり寝られるインナーサイズ」という望みが叶うと思ったからです。

これに関しては、結果大正解でした♪狭さを感じずにゆとりをもって快眠することができる広さがあります。(末っ子の寝ぞうの悪さに目をつぶれば・・・ですが)

我が家は小学校高学年2人+5歳1人+大人2人という構成ですが、大人5人で寝るとなると厳しいかと思います。(もちろん多少無理をすれば寝られないこともないですが)。

大人だと4名までが快適に寝られる人数の限界と感じました。

フルメッシュで虫の心配なし!

キャンプを始めるにあたって「虫対策」が我が家の課題でした。特に夜になってランタンの明かりに集まる大きな蛾とかは本当に耐えられません。

テント購入にあたって虫対策のメッシュが備わっていることは最低条件でしたが、その点カマボコテントの魅力は「全面フルメッシュにできる」ことでした。

せっかく自然を楽しみにキャンプに来ているのに、虫を避けるためにクローズしたテントに引きこもるのはもったいない!

カマボコテントのフルメッシュは両サイド6か所と前後2か所をメッシュにすることができるので、その景色を楽しみながら虫を気にせずにキャンプを楽しむことができます♪

出典:DOD カマボコテント3M フルメッシュ

足もとのスカートも虫の侵入阻止に貢献しています。寒い日は冷気も防いでくれる優れもの!

出典:DOD スカート

組み立てがシンプル!

これまでテント設営はおろかキャンプすら行ったことがなかった、という素人でした。そのため「設営のしやすさ」というのはテント選びには重要なポイントだったのです。

事前にDOD公式などで細かくチェックをした上で購入しましたが、実際に設営をしてみると本当にシンプルでわかりやすい!初心者キャンパーには強くお勧めします。


簡単ですが、組み立ての工程をご紹介します。

①4本のポールをテント本体の一枚布に差し込む
すべて同じポールなので何も考えずに入れるだけ!ポールを引っ張らずに「押し出す」イメージで入れていくのがコツ!(引っ張ると中でポールが分解されるので時間と手間がかかってしまいます)

出典:DOD 

②そのポールの両端をグロメット(地面側のロープ部分)に差し込む
最初のうちはこの工程が一番難しかった。ポールを強くしならせるので力が必要です。男性の役割ですね。

出典:DOD

③テントを立てる
片側サイドにペグを2か所打ち込んで、4本のポールを一気に立ち上げます。そしてポール1本ずつテントを伸ばしていく作業。慣れれば1人でもできますが2人でやった方がピン張りできますよ。うちは小学生の子どもに手伝ってもらうことが多いですが、だいぶ助かってます。

出典:DOD

④ペグ・ロープ設置
これも慣れると簡単ですが、ペグは合計28本打ち込むため猛暑日などは気合が必要です。テクニックは不要なのでひたすら打ち込む気合のみです!(ペグハンマーを2本用意すれば大人2人で同時に作業ができるのでかなり時短になります)
ロープは「もやい結び」がおすすめ!自在金具で長さを調整しましょう。

出典:DOD

⑤インナーテントを引っかける
この工程もとっても簡単!我が家は「カマボコテント3M用マットシートセット」を購入し、インナーテントの下にグランドシートを、インナーテントの中にインナーシートを敷いています。

出典:DOD

これで完成♪

大人2人の場合は急がずに作業しても30分くらいで完成します。大人1人で全行程をやると1時間近くかかるイメージでしょうか。

なにぶん大きなテントなのでペグ打ちやロープ設置が多く、多少の時間はかかってしまいます。しかし、ひとつひとつは単純な作業のため、初心者の方でも「分からなくて作業が進まない」ということは無いと思います。

【ここは残念】カマボコテント3Mのデメリット

小さすぎるキャノピードア

出典:DOD キャノピードア

キャノピーとは「テントの出入り口部分を活用した日さし」のこと。

写真の通りですが、日陰の面積が想像以上に狭いのです。

完全無欠に見えるカマボコテント3Mの欠点はこの部分だと私は思います。

2ルームテントのメリットとして「タープが不要」という点に魅力を感じて購入検討される方は多いと思います。

確かにリビング部分は当然日陰になっておりタープは不要ですが、せっかくのキャンプなので外でも快適に過ごしたいですよね。

そんな時にカマボコテント3Mのキャノピー面積が物足りなく、残念に感じました。

実際に使ってみてもやっぱりタープ代わりにはならないと判断し、結局別でタープを購入しました。DODの「いつかのタープ」です。

DODの「チーズタープ」ほど大きなタープではないので、連結もどきになりましたが頑張って設置しました。

これはこれで気に入ったので今となっては問題無いのですが、当時はその点が残念なポイントとなってしまいました。

収納時の重さ

出典:DOD 収納時

もうこれは大型テントとして仕方無いのでしょうね。しかしあえてデメリットとして書かせていただきます。

当然購入前に調べたつもりではありました。公式にもしっかり「19.5kg」と書いています。

しかしですね、実際に持ってみるともうこれが重いのなんの。我が家はマンション住まいで部屋から車までの距離が多少あります。

その距離をカマボコテント抱えて運ぶことが肉体的・精神的にしんどいのです。。(大した距離ではないのですが)

気が付くと購入予定のなかった「アウトドアワゴン」をポチっとしてしまいました。タープに続き、想定外の買い物第二弾です。

女性1人で持ち運ぶのは不可能だと思います。

まとめ

カマボコテント3Mのメリット・デメリットをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

【メリット】

  • テント内部が広々
  • フルメッシュで虫の心配がない
  • 組み立てがシンプル

【デメリット】

  • 小さすぎるキャノピードア
  • 収納時の重さ

総合的にファミリーテントとしては秀逸なテントと言えるのではないでしょうか。79,640円という金額を考えても相当コスパの良いテントだと思います。

カマボコテント3Mはこれからファミリーキャンプを始めたいという方に本当におすすめできるテントなので、ぜひご検討ください♪

最後までご覧いただきありがとうございました!

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